「弓道」の世界で「正射必中」という考え方があります。「正しい射をすれば、必ず中(あて)る」とされます。的を中てることは結果です。
これはOODAループにおいて2番目のプロセス「Orientationわかる」で常に更新されている世界観、世界についての認識、VSAの考え方に共通します。
正しいことをすることが重要です。数値目標を達成するのは正しいことをした結果です。
これは、日本人の価値観にも通じる「結果のみを追うのは何か卑しい」、「正しさを探ることにより常にその先へ歩め」という弓道の思想から学ぶことができます。
高い志を持つことにより無限の成長が可能という仏教的な思想から生まれたものとも考えられます。
ビジョン・戦略・方針(VSA)を展開している企業は、短期的な業績だけに目を向けた企業とは、組織の意識の高さが違います。持続的な成長を実現する迫力をもたらす組織能力を持っています。一人勝ちを望みません。社会にとって求められる存在になることをビジョンそして戦略に定め組織を動かしています。
OODAループを導入するには
導入については、こちら>OODAループの導入をご覧ください。
著者:アイ&カンパニー 入江仁之
脚注:本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
出典:本論文は2005年以来のOODAループ実装結果に拠る提言です。
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