リーンスタートアップの限界とOODAループ事業創成方法論 RPAD

OODAループ事業創成方法論 RPAD™は、私どもが永年の経験と実績から構築したプロダクト・ソフトウェア・サービスの企画・開発・事業創成・市場創造・運営方法論です。

事業創成方法論 RPAD™は、前世代のデザイン思考リーンスタートアップアジャイル開発DevOps開発などの限界を解消するためにOODAループの成功原則に基づき作られました[1]。

[1]OODAループの成功原則は、『すぐ決まる組織のつくり方 ー OODAマネジメントで紹介しています。

事業創成方法論 RPAD™は、事業ライフサイクルの創成期における商品企画・研究開発の再定義から、市場創造までのライフサイクルにまたがって成功に導く方法論です。ステージを定義しており各ステージで完了すべきタスクが定められています。また、対象を技術的要素に加えて人間的要素を包括しています。このことから、市場創造、市場でのリーダーシップ確立まで導く包括的なフレームワークになっています。


R&Dでは生き残れない

従来のマイケルポーターの競争戦略、差別化、コストリーダーシップあるいはニッチ戦略は、今日のインターネット技術が普及したデジタル社会でのシステムロックイン戦略には、全く機能しなくなってきています。従来の研究開発によるプロダクト/ サービスの提供では、生き残れません。

世界を完全に巻き込んだシステムロックイン戦略を成功させたエコシステムのリーダー企業が市場を席巻します。

この戦略を遂行するためには、商品製品企画・調査研究開発の再定義が必要であり、市場展開のロードマップによる推進管理が肝要です。そのための指針となるのが事業創成方法論 RPAD™です。

従来のR&Dは、社内での研究開発を前提として業務を遂行していた。しかし、顧客を起点としたビジネスアーキテクチャを構築するには、社内技術だけでは対応することが困難です。


イノベーションに重要な要素

事業創成のために考慮すべき重要な要素(法則や効果など)には以下のものがあります:

・オープンイノベーションの限界
・顧客の創造
E2Eアーキテクチャ
エコシステム
・市場の創造
ネットワーク外部性
メトカーフの法則
デザイン思考
・キーストーン戦略
・バンドワゴン効果
・ダブルループ学習
・プラットフォーム リーダーシップ

これらの要素や取り組みを統合した方法論がOODAループ事業創成方法論 RPAD™です。


オープンイノベーションの限界

オープンイノベーションは、外部と連携しろと言って成功できるものではありません。ビジネスアーキテクチャ構想策定、テクノロジーアーキテクチャのコンセプト検証(proof of concept, POC)、および、その導入のための先行調査研究活動と、事業戦略があって初めて具現化できます。そして、技術の具体化は、社内開発に加え、技術提携(partnership)と買収(acquisition)を包括的に計画して実行しています。

オープンイノベーションは、R&Dの視点から議論されていることから限界があります。マーケットの視点からビジネスアーキテクチャを構想しリードすることが重要です。

事業創成方法論 RPAD™は、アーキテクチャ開発を社内開発に限らず、パートナーシップと買収も選択肢に入れており、次世代のオープンイノベーションといえます。


顧客の創造

従来の顧客にどのような製品・サービスが必要か聞いて製品・サービス開発が成功することを期待すると、突然現れた競合企業に市場を独占されてしまうリスクが増しています。顧客を創造する視点でビジネスアーキテクチャを構築します。


E2Eアーキテクチャ

顧客に対して提供する製品・サービスのコンセプト、デザイン、提供する人/組織、使い方やプロセス、協業エコシステムチャネルパートナーとの提携を設計し、導入をします。これをビジネスアーキテクチャといいます。

アーキテクチャにはテクノロジーアーキテクチャに加えてビジネスアーキテクチャがあります。これらを包括してとらえるE2Eアーキテクチャの考え方が重要です。従来のプロダクト、システム、ソルーションではなくアーキテクチャの提供が顧客との親和性とテクノロジーの統合度の点でより優位性があり勝ち残る戦略を実現できます。


エコシステム

今の時代は、エコシステムを前提に製品・サービス開発を進めていくことになります。


市場の創造

どんなに素晴らしい製品・サービスであっても、市場ができなくては事業が成功しません。事業ライフサイクルを見据えた製品・サービス開発市場創造をしていく必要があります。