OODAループの具体例:学校教育

学校教育の転換期

日本の教育そして学校の現場は、大きな転換期を迎えています。

学生が学び舎から出て行く社会が大転換を起こしています。これまでの延長線上に将来はありません。変動し、不確実で、複雑で、曖昧模糊とした状況が現実の世界です(VUCAの世界とも言われています)。従来型の教育を受けた人間では、このように想定外のことが当たり前のように起こる世界で生き残り、勝ち残っていくことはできません。

従来の教育を受けて優等生であった青山さんの失敗体験を、こちらで紹介しています。

社会で求められる人間像をもとに教育の現場を変えていかなくてはなりません。おのずと、教育の転換をしなくてはならない時期になってきています。

求められる人間像

求められる人間は、主体的にものごとを考えて行動できる人です。

解決しなくてはならない問題

教育の現場では解決しなくてはならない問題を抱えています。いじめ、ひきこもり、自殺です。これらを引き起こしている根本的な原因は、教育の現場にまで侵食している同調圧力です。

教育行政、学校経営もこれらの問題の解決をしなくてはなりませんが、従来のPDCAの管理統制の考えが残っており、対処に苦慮しています。

高大接続改革

学力の3要素』を育成・評価することを目指して改革しています。

  1. 知識・技能、
  2. 思考力・判断力・表現力、
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

この目的は、シリコンバレーを筆頭にノーベル賞受賞者を多く輩出しているアメリカで求められている能力を育成することです。アメリカではOODAループ思考が基本になっているのです。

高大接続改革による大学入試改革に対応して受験勉強をするのではなく、OODAループを身につけることが効果的です。OODAループは受験対策だけではなく、人生にとって最も価値があります。


OODAループで学校教育の現場が変わる

これらの学校教育の現場が変わるために効果的な理論が、OODAループです。

OODAループとは、あらゆる分野で適用できる一般理論 (grand theory) 、考え方、思考法です。「みる・わかる・きめる・うごく・みなおす」の英語の頭文字からOODAループと呼ばれています。

OODAループは、人間であれば誰もが行なっている五つのプロセスです:

・みる (見る、観る、視る、診る) :知覚:Observe
・わかる (分かる、判る、解る) :認知:Orient
・きめる (決める、極める)   :判断:Decide
・うごく (動く)         :実行:Act
・みなおす (見直す)       :改善:ループLoop

みる
教師は、学生、生徒、児童、園児の様子、言葉、仕草、顔色などをみて、何を考えているかを見極めます。

わかる
生徒たちがどのような世界観を持っているか把握します。

きめる
その場の状況にしたがって、生徒たちに必要なアクションを決めます。

うごく
その場で対応します。

みなおす
実行結果を見なおして、あらためて状況を把握する。

以上のフルセットのOODAループが基本形になります。これをいかにショートカットして最速で有効な判断・行動をするかが鍛錬のポイントになります。

詳細は、書籍「OODAループ思考法[入門]」を参照ください。


生徒たちのOODAループの中に入る

生徒たちの世界観が、これからの世界で生きていけるものか考えます。そして、堅牢な世界観を持てるように働きかけていきます。

詳細は、書籍「OODAループ思考法[入門]」を参照ください。


生徒たちがOODAループを身につける

生徒たちが、この世界最速の思考法を身につけられるように学校で鍛錬する機会を提供しなくてはなりません。

伝統的な教師が板書をして生徒が話を聞きながらノートをとる作業は、知識獲得には向いているかもしれません。しかし、VUCAの時代に生き残っていくためには役に立ちません。OODAループを身につける必要があります。

OODAループは、自分の考え(世界観)を持って、ものごとを観察して、夢・ビジョンとその実現方策・戦略を練りながら実行します。

OODAループを身につけるには、現場、フィールドで調べて、自分で考えをまとめて、大衆の前でプレゼンテーションをして反響を聞いて、大きな動きを作っていく経験が大切です。

詳細は、書籍「OODAループ思考法[入門]」を参照ください。


OODAループ入門書の刊行

2005年以来のOODAループを実証してきた成果に基づき、本格的な入門書の出版を準備してまいりました。第一弾が「組織向け」です。第二弾が「一般個人向け」になります。

一般個人向け:OODAループの使い方

個人がOODAループを日頃の生活や仕事に生かしていく方法、思考法を紹介した入門書がOODAループ思考[入門]です。個人がどのようにOODAループを使ったらいいかを、わかりやすく述べています。海外各国でも各国語で出版されていきます。

組織向け:日本企業へのOODAループ適用

2005年以来、日本企業へOODAループ導入適用をしてきました。劇的な成果が出ています。具体的な内容は、書籍で紹介しています。世界初のOODAループ マネジメント入門書 入江仁之著 『すぐ決まる組織のつくり方 ー OODAマネジメントです。組織でどのようにOODAループを使うかをわかりやすく述べており、ベストセラーになっています。海外各国でも各国語で出版されていきます。



OODAループを導入するには ▶︎OODAループの導入

実際にOODAループ導入をお考えの方々へ

1. OODAループを導入・適用している組織では、最初に社内向けの講演会を開催されています。講演会の詳細は>こちら

2. そこで組織内のメンバー全員がOODAループの魅力を納得し、次の社内研修のステップに進まれています。研修・トレーニングの詳細は>こちら


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著者:アイ&カンパニー 入江仁之
出典:本論文は2005年以来のOODAループ実装結果に拠る提言です。
脚注:私たちは、OODAループを広義のOODAループ理論つまりジョンボイド理論として定義しています。本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
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