OODAループのメリット・効果は絶大です。ここで紹介するOODAループのメリット・効果は、単に一般に知られている「OODAループ手順」を使うことで得られるものだけではありません。「OODAループ思考」を身につけることで得られる絶対的なインパクトです。
OODAループの簡単な紹介は、「OODAループとは」をご覧ください。 OODAループのデメリット・欠点は、「OODAループのデメリット・欠点」をご覧ください。
OODAループのメリット・効果
- 「OODAループ手順」を使うことのメリット 3点
一般に知られている「OODAループ手順」を使った主なメリットは、こちらの3点です:
- 最速で結果を出せる
- 想定外でも臨機応変に動ける
- 主体的に考えて行動できる
OODAループの手順、みる(Observe)・わかる(Orient)・きめる(Decide)・うごく(Act)・みなおす(feedback loop)を進めることで、行動の仕方を変えることができます。
しかし、OODAループがシリコンバレーをはじめ世界的に使われている理由はこれらのメリットがあるからではありません。ここでは、シリコンバレー流OODAループ導入のメリットを紹介します。
- 「OODAループ思考」導入のメリット 4点
個人でOODAループ思考を身につける事によるメリットは、人生観が変わり、主体的で高い動機付けをもちインパクトのある結果を最速で出すことができるようになります。組織でOODAループ思考を導入することのメリットは、組織のメンバーが仕事に対して情熱をもって確実に結果を出すことができるようになることです。
「OODAループ思考」導入の主なメリットはこちらの4点です:
- 高い動機付けをもてる(内発的動機付けそしてエンゲージメントの向上)
- 個々人が自律的に行動できる(自律分散組織への転換)
- 停滞した昭和の組織から脱却できる(次世代組織への包括的な転換)
- 利益そして給料が上がる(収益性・生産性の劇的な向上)
少し中身を見ていきましょう。
1. 内発的動機付けそしてエンゲージメントの向上
OODAループ導入の成果は、指示待ち族になってしまった前例踏襲の組織を、メンバーが熱い思いをもち主体的に行動して結果を出す組織に意識転換していることです。メンバー個々人は自分の夢を意識することができ、組織において目的を実現することに対して確固たる意思を持ちやり抜く気持ち「エンゲージメント」が高まっています。
やり抜く気持ちを持つために重要な考え方が、内発的動機付けです。内発的動機付けについては、こちらを参照ください。
OODAループは、誰もが日々行う「みる・わかる・きめる・うごく」という行為において、思考法、そして成功の原則を教えてくれます。OODAループの思考法を身につけることで、思い込みや固定観念など行動の制約となっている原因から解放されることができます。これにより、指示待ち族になってしまった大半の日本人が主体性をもって自らの夢に向かって夢中になることができます。
2. 自律分散組織への転換
個々人が夢の実現に向かって主体的に考え行動できるようになることで、結果を出すまでやり抜く成果が出る組織へ転換できています。ワクワクする自律分散組織の実現です。
3. 次世代組織への包括的な転換
昭和の企業からの訣別です。メンバー個々人の意識改革そして組織風土改革に加えて、業務、組織機構、デジタルなどを次世代組織へ包括的に転換をしています。▶︎成功事例:企業改革の実績と成果
4. 収益性・生産性の劇的な向上
以上の組織の転換により、OODAループ思考導入を始めて数年で利益が数倍、生産性が10倍以上などの劇的な結果を出しています。
OODAループ導入の実績
私たちアイ&カンパニーは2005年以来、シリコンバレー企業を初め日米の先進企業に対してOODAループ思考の導入により組織の転換のお手伝いをしております。
関与させていただいている企業クライアントでは組織改革、業務改革、戦略転換を行っています。その結果、絶大な結果を出しています。各社、業界で1位の確固たる地位を築き継続し成長しています。
これら先進企業の具体的な事例は、競合他社が気付いても追いつかない段階に来ましたら公にご紹介できるものと考えております。そこで、守秘義務で開示可能な範囲でその内容を紹介します。
世界初の組織向けOODAループ入門書
以上の事例の詳細について、書籍「「すぐ決まる組織」のつくり方 ー OODAマネジメント」で紹介します。OODAループの組織への適用法を解説した書籍です。ビジネス適用の実績にもとづく世界初の書籍になります。
OODAループの成功事例
OODAループ導入による成功事例については、こちらを参照ください。
お問い合わせ
こちらに、お気軽にお問い合わせください。
著作:アイ&カンパニー
出典:本稿は2005年以来のシリコンバレーなどでのOODAループ実装実績に拠る提言です。
脚注:私たちは、OODAループを広義のOODAループ理論つまりジョンボイド理論として定義しています。PDCAの品質統制への適用について議論するものではございません。本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
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