ジョンボイドの軍事での関与

F15戦闘機

米空軍ジョンボイド大佐が最初に設計に関わった戦闘機がF15です。高価すぎるF15の経験からベストセラー機となったF16を開発しました。現在は第6世代OODAループの研究開発がされています。 


湾岸戦争 効果起点オペレーションEBO

湾岸戦争 左フック戦略

ジョンボイド大佐は湾岸戦争の戦略策定に関与しました。これがOODAループの最初の実戦適用となります。1991年1月17日にイラクへの空爆を開始。「左フック戦略 Left Hook」と呼ばれる敵司令部への直接攻撃により敵の出鼻をくじきました。これに続き、2月23日から陸上部隊による進攻。陸上戦開始から100時間後、戦闘行動を停止し停戦を宣言しました。
OODAループ戦略一般理論でも紹介している「効果起点オペレーション Effect Based Operation, EBO」が実行され最速で戦争終結をしています。




著作:アイ&カンパニー
出典:本稿は2005年以来のシリコンバレーなどでのOODAループ実装実績に拠る提言です。
脚注:私たちは、OODAループを広義のOODAループ戦略一般理論つまりジョンボイド理論として定義しています。PDCAの品質統制への適用について議論するものではございません。本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
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