PDCAは日本企業を停滞させた元凶だ

VUCAの世界で、使う場面を間違ってPDCAを適用し続けると弊害が顕著に出てきます。 右肩上がりの経済環境で成功した工業製品の品質向上に効果を発揮したPDCAが、今日のVUCAの時代でも適用されているところから問題が噴出しています。 PDCAが失われた二十年が過ぎ、生産性が先進国中最下位と日本経済が停滞している元凶となっています。

日本企業の停滞の元凶

大きな賛同(いいねトップ)をいただいた記事が、雑誌「プレジデント」の「PDCAは日本企業を停滞させた元凶だ:現場の意欲も能力も奪ってしまう」です。こちらを参照ください。

PDCAサイクル:問題点と致命的欠点とは

日本人の多くが持っている特有の思考法 PDCAが、現場で限界に来ています。 問題点と致命的欠点の詳細は、こちらをご覧ください。


PDCAの欠点を補完し、結局、置換するOODAループ 

品質統制などPDCAが有効な分野ではPDCAの強みを生かして、PDCAの欠点の領域をOODAループで補完させて併用するのが合理的です。

特に変化する環境に適応するためビジョンから戦略の柔軟な策定と実行の領域でOODAループが有効です。 ただし、OODAループが機能しだすと、結果的にPDCAは不要になります。実際には、結局、PDCAを廃止している企業が多く出てきています。


OODAループとは

OODAループの簡単な紹介は、「OODAループとは?」をご覧ください。
OODAループの解説は、「OODAループ:戦略一般理論」をご覧ください。