事業ライフサイクルでの経営戦略

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事業ライフサイクル

イノベーションにより生まれる新たな事業が、時間が経つとほとんど成長しなくなります。例えば、IT、ハイテク業界だと三十年程度である。自動車もガソリン(内燃機関)車から電気そして水素エンジンへと転換期を迎えています。コンピュータもネットでつながり、クラウドコンピューティングにより旧来のIT関連プロダクトが転換期を迎えています。

事業の創成期は技術の革新による製品品質、機能向上の比率が高いが、ライフサイクルが成熟期に至ると向上比率が低減します。


プロダクトライフサイクル

ITの世界では、プロダクトライフサイクルいわゆるPLM(Product Lifecycle Management)が提唱されその管理ツールが導入されて久しいです。プロダクトライフサイクルは、プロダクトつまり製品の企画から設計開発生産販売保守までのライフサイクルを対象としています。事業ライフサイクルはプロダクトポートフォリを包含した事業というより長いサイクルを対象とします。


事業ライフサイクルに対する経営戦略

経営戦略を策定するにあたっては、まず投資する事業領域を選択する。特定のあるいは複数の事業領域に投資することによって戦略的優位性を獲得する。事業の選択にあたっては事業のライフサイクルの中での位置付けを見極め、その段階に応じて事業へ投資し事業から撤退します。

この事業選択と投資、撤退をすること自体を「事業」とする戦略が、事業ライフサイクル管理です。事業ライフサイクル管理とは、事業の寿命があることを前提とした経営戦略です。


コモディティ化への対応

コモディティ化に対して、これまでのやり方で理不尽に努力して生き残れるでしょうか。これまでの経営戦略を変えることなく、事態が悪化して退場した企業は少なくありません。

フォーチュンによると1965年の「フォーチュン500社」のうち現在「フォーチュン500社」のリストに残っているのは十九%に過ぎません。


私どもの提言「コモディティ化に対する戦略」を参照ください。


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