OODAループとは?

OODAループとは、夢を実現する思考法です。
 みる  
(見る、観る、視る、診る)Observe
 わかる (分かる、判る、解る)    Orient
 きめる (決める、極める)      Decide
 うごく (動く)         Act
OODAという誰もが日常している思考の各過程において成功原則を教えてくれます

また、学習の方法でもあります。
 みる  (見る、観る、視る、診る)Observe
 わかる (分かる、判る、解る)    Orient
 おもう 
(想う、思う)              Hypothesize
 ためす (試す、験す)           Test
OOHTという誰もがおこなう学習の過程において成功原則を教えてくれます

各々のプロセスで成功原則を適用することで夢を実現できます。

OODA(ウーダ)とはジョンボイド戦略理論の中核の概念です。ビジネスと軍事の戦略に影響を与えている注目の思考法です。OODAループともいわれています。

本稿では、OODAの思考法を、アイ&カンパニーの10年以上におよぶ企業での実践経験に基づき、日常生活ビジネスでどう使うかを分かりやすく紹介していきます。


みるわかるきめるうごくの進め方

みるわかるきめるうごく」の思考も「みる・わかる・おもうためす」の学習も、起点になるのはわかるです。図示すると以下のようになります:


みるわかる:早いものが勝つ

みる、そしてわかるのが、気づきです。

状況の変化や、人生において重要なことを、早く気づく必要があります。必ずしも行動が早い必要はありません。気づかないと、致命的な状況に至って初めてその事態を思い知り、あとの祭りとなってしまいます。

気づくための行動方法論があります。シチュエーションアウェアネス Situation Awareness:気づきの方法論です。気づきにより臨機応変な行動ができます。

現実の世界に関心を持って、変化に気づくことです。現実の世界と自分の認識していることが合っているか見極めます。

シチュエーションアウェアネス:気づきの方法論」の詳細は、こちらに紹介しています。


わかる:完璧主義では生き残れない

腑に落ちる、わかるようになるためには、自分が理解し感情的にも納得するにたる拠り所を持つ必要があります。

納得するにたる拠り所が、自分の脳の中にある思考回路です。これを構造的にモデル化したのが世界観:VSAです。規制観念を現実の世界に合わせて見直し常に更新していきます。

世界観:VSAは、ビジョン・自己実現と紐付けて自分の考えを持つことを意識します。この世界観を持つことによって、その場でその瞬間に判断の拠り所を与えてくれます。

世界観:VSA」の詳細は、こちらに紹介しています。


わかるきめるうごく:すぐうごく方法 

わかる、きめるそしてうごくことができるためには、納得に行く、十分な情報が必要と考えます。

しかし、現実には、不完全な情報しかなくても、決断を迫られます。

決断をできるようになるためには、それが自分にとってどういうことか意味づけが必要です。意味づけは、センスメイキング Sensemaking ともいわれます。

意味づけができて初めて、状況がどのようなことか理解し納得し行動に移すことができます。

センスメイキング:意味づけの方法論」の詳細は、こちらに紹介しています。


みるわかるおもうためす:アイデアを創造する

アイデア、新しい考えを生み出すためには方法論があります。

アイデアを創造するには、情報を集めてみることから始めます。

そしてその情報を頭の中で考えぬくと頭の中で整理され熟成していきます。わかるのです。アイデアを思いつくことです。ヒラメキという人もいます。

その結果に基づいておもうことをアイデアや仮説として形にしていきます。ここまでが仮説の形成段階です。

そしてアイデアや仮説を具体化するするために、実世界で実験や検証をとおしてためすことで有効か判断します。アイデアを思いつくことはできても、それを現実の世界で具体化するまでできないとアイデア倒れになってしまいす。仮説の検証の段階を通してアイデアが実現できます。

アイデア創造の方法論」の詳細は、こちらを参照ください。


きめる:一瞬で判断する

状況に応じてタイムリーに判断して行動することが重要です。その瞬間に一瞬で判断できる必要があります。

判断と行動が俊敏にできることにより、みてわかる気づきの時間を十分に取れます。

状況によっては必ずしも早く決定する必要はありません。


OODAでは、最新の情報をみてその瞬間に一瞬で判断することが重視されます。

意思決定は、時間をかけて分析して論理的に行います。

直観は意思決定と使い分けることが重要です。

OODAは、意思決定に加え直観を駆使して判断をしていくことを重視しています。

判断」の詳細については、こちらを参照ください。
直観の技術」の詳細については、こちらを参照ください。

一瞬の判断力」の詳細は、こちらを参照ください。


暗黙誘導きめるうごく:無意識の直観

失敗の本質

人間はどうしてもモノゴトのとらえ方に偏りができてしまいます。

特に、日本人は、異常な忠誠心と精神論にしたがい、その場の空気を読んで判断する風土ができてしまいました。これでは本質を見失い、戦争では敗戦し、ビジネスでは失敗します。第二次世界大戦時からこのような悪習、因習ができてしまいました。

本来、武士の国日本は、形式に流されない質実剛健のサムライ文化を持っていました。ジョンボイドが高く評価していた宮本武蔵はその兵法家の代表です。


空気に流される

モノゴトの本質をみて、トレンドや空気に流されないで判断し行動することがとても重要です。

上司の顔色、社内政治、社内の空気に流されて、お客様の目線が忘れられていては、その組織は衰退します。

例えば、お客様と接する時いわゆる「真実の瞬間」に、お客様の感動してもらえることに気づき判断し行動できることが重要です。


直観力

OODAは、環境を的確に正しくとらえる方法を示しています。環境の認知の方法です。頭の中で考えていることが現実の世界と合致しているか見直します。

お客様そしてマーケットが求めていること、そしてマーケットの潮目の変化を感知して対応できることが重要です。

バイアスを排除して、小学校で学んだ知識のような基本的な原則に基づいて判断することです。1+1=2。これが直観です。ヒラメキの直感ではありません。

体で考えることにより、脳を過剰に使わないで済み、脳の疲労を避けることができます。本来、脳を全開して対応すべきことに脳を使う時間を割り振ることができす。世の中で成功している人は、直観で行動をしています。

例えば、羽生善治棋士やイーロンマスクが直観、体で考えることの重要性を指摘しています。


おもうためす:楽して結果を出すための学習

気づいて意味づけするのには、脳を使います。多く脳を使うと疲労することから、人間はあまり脳を使った分析、判断をしないようにしています。

脳の負担が軽く、気づいてすぐに行動できるようになるためには、実体験や経験をとおして学習し身につけることが必要です。このための方法が、おもうことをためす学習の方法論です。

経営者の立場でみると、人の育成に有効な方法論でもあります。

教育・学習の方法論」の詳細は、こちらを参照ください。


フィードバック:みなおす

やってみて、もう一度、みなおし、悩み、苦しみ、考え直します。やる前にもう一度、みなおすこともあります。

PDCAのC:チェックとは異なります。検査確認して食い止めるのではありません。次のために、前提を見直すのです。


OODAで使われるテクノロジー

組織の思考能力を飛躍的に向上させるためにOODAループが活かされています。

OODAのフレームワークは、最先端のテクノロジーをより効果的に選択適用し活用できるようにするためにも有効な示唆を与えてくれます。

「実装が進んでいるOODAテクノロジー」の詳細については、こちらを参照してください。


OODAループ:実務者そして経営者の視点

実務者向け「OODA:PDCAでは生き残れない」は、こちらを参照ください。

経営者向け「OODA:計画では生き残れない」は、こちらを参照ください。


OODAループ:問題点と欠点

OODAループを使っていくには、OODAループの問題点と欠点をわかっている必要があります。

OODA:問題点と欠点」の詳細については、こちらを参照ください。


日本企業へのOODA適用の成果

日本企業へのOODA導入適用の成果については、こちらを参照ください。


OODA関連論文の公開

日本が再興するためにお役に立ちたいと考え、本稿等の論文を公開します。主な論文とその要約は、こちらを参照してください。


OODA本の出版:アンケートのお願い

OODAの考え方を日本の企業や組織に浸透していくことを期待する声が高くなってきています。このような要望に応え、OODA本の構想を練ってまいりました。

現在、みなさま方と一緒に書籍を作って行くために、本の内容についてご要望ご意見などをお伺いしております。

アンケート」をこちらにてお願いします。ホワイトペーパーをお礼に贈呈します。


お問い合わせ

「研修セミナー」「講演」「経営コンサルティング」「助言」などのお問い合せは、こちらへお願いいたします。

 

著者:アイ&カンパニー 入江仁之
脚注:本論文はビジネスや日常生活におけるOODAの適用について議論しています。
脚注:OODAの軍事適用について議論するものではございません。
脚注本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
脚注OODA研修の詳細はこちらを参照してください。
出典:本論文の参考文献こちらを参照ください。
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