これまで日本政府が推進し日本の多くの企業で行ってきた「働き方改革」は、残業削減のために残業規制したりリモートワークなど仕事の仕方を変えたりすることに主眼が置かれていました。
「働き方改革」との違い:主体性、持続的成長

残業規制のために働き方改革を行なってきた多くの企業がこれまで大半でした。
それらの企業は「働き方改革」を、社外のコンサルタントに依頼して、業務フローを書き出し見直し、あるべき業務フローを提示して移行してもらう、分析設計を中心とした方法論をとっていました。
しかし、これら従来の「働き方改革」の方法では、以下の点が漏れます:
・対象組織全体の生産性がどれだけ向上するか、網羅して把握できません。
・あるべき業務フローの導入についての責任が不明確で、実行の実現性が担保されていません。
・一度きりの改革に終わり、継続して改善活動をする文化が根ざしません。
・何よりも、現場の担当者のモチベーションが上がりません。
持続的な成長を実現:ワクワクする組織

持続的な成長を実現するために一人ひとりがモチベーションをあげ主体的に仕事に関わるように組織改革をしていくことが重要です。
私たちが取り組んできましたのは、仕事の生産性を抜本的かつ持続的に向上させ、ワーク ライフ バランスを実現し、仕事をしている一人ひとりが「主体性」をもち「やりがい」を感じられる次世代 自律分散組織:ワクワクする組織に改革していくものです。
「次世代 自律分散組織:ワクワクする組織」の詳細については、こちらを参照ください。
権限委譲
担当者自らが業務の改革を行えるようにし、企業文化を全員経営の自律分散型に変革します。
見える化
生産性の現場と改革後が数値で見える化することが重要です。経営の立場で、対象組織全体の生産性向上が明らかになるようにします。
気づき
業務改革施策を、体系化された改革原理に基づいて洗い出していきます。これまで取り組まれてきて、生産性向上が限界に来ていた先進企業においても、新たな気づきがあり、抜本的な改革が実現できています。
横展開
改革を行った対象部門の成果を、他の部門に展開します。横展開により、全社改革の流れを作ることができます。
文化の改革
改革を行った時だけではなく、その後も継続して改善を行われるように仕組みを変えていきます。
意識改革:OODA
仕事のやりがいを高め、組織能力を向上させる意識改革をOODAに基づいて実施してきました。働き方改革の取り組み事例を分かりやすくまとめました。
「OODA」の詳細については、こちらを参照ください。
生産性向上の実績
私どもは、すでに、自動車OEM、電機、産業機器、設計建設、ハイテク、製造、サービスなどの大手企業の、現業を除くすべての部門において、「次世代 生産性向上方法論:PMQIR™」を適用してきました。
実績は、中央値で23%の生産性向上を、大きいところで50%以上の生産性の向上をおよそ3ヶ月で実現しています。
方法論:PMQIR™

モチベーション向上と「働き方改革」を完全網羅で実現
お客様の視点からすべての業務を完全網羅的(MECE)に分類するのがPMQIRです。対象組織の全ての労働時間を対象にして生産性向上の施策を洗い出します。
次世代 生産性向上方法論は、無駄な業務カテゴリーのイニシャルを取り、PMQIRと呼ばれています。
「PMQIR™」および事例の詳細については、書籍で紹介します。
世界初のOODA入門書

世界初のOODA入門書 入江仁之著 「『すぐ決まる組織』のつくり方:OODAマネジメント」が刊行されました。
著者:アイ&カンパニー 入江仁之
出典:本稿の参考文献はこちらを参照ください。
脚注:本稿はフィードバックに基づき随時、更新しております。
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