思考モデル:VSMA™

思考モデル:VSMA とは、人間が何かを考え行動するときに使う頭の中にある枠組、思考回路 thinking modelsです。夢や目的がありそのための実現のための方策とその実現のための行動イメージを持ち行動方針を決め行動に移していきます。

このような思考モデルの構造と特徴を理解して、思考モデルを鍛えて行くことにより瞬時で効果的で的確な判断ができるようになります。

思考の仕組みを認識し強化するために作られたのが、思考モデル:VSMAです。

思考するときに頭が真っ白になる経験をしたことがあると思います。その時の頭の情況が思考モデルがない情況です。

気づき、意味づけ、アイデア創造、仮説形成や、臨機応変の判断に影響を与えるのも、思考モデルです。

思考モデルにより思考し、行動方針を決めていくことが有効です。頭が真っ白にならないようにするための方法論となっています。


OODAの起点:わかる

判断力のある人間は、夢であるビジョンに紐づけられる行動のイメージ、思考回路が頭の中にあります。これが思考モデル:VSMAです。

対象をみて(Observe)、その思考モデルと照らしあわせることで、モノゴトをわかる(Orient)ことができます。

思考モデルに照らして行動パターンに合致すれば瞬時にきめて(Decide)、うごく(Act)ことができます

思考モデルを使いわかる(Orient)のがOODAのビッグO (Orient)です。OODAの起点になっています。


思考モデル:VSMAの構造

思考モデル:VSMAは、以下の構造で定義されます:

  • 夢・ビジョン Vision :
    自己実現と組織の構想を定めます。ビジョンは自分の感情を伴った実現したい夢のことです。
  • 戦略  Strategy :
    ビジョン実現の方策を定めます。戦略は何に対してどうしたいかという方策です。
  • メンタルモデル  Mental Models :
    メンタルモデルとは世界の見方、頭の中に持っているイメージです。ビジョンと戦略実現に紐づけられる心のイメージで、このイメージにより行動方針が影響を受けます。
    メンタルモデルの詳細については、こちらを参照してください。
  • 行動方針 Activities Directions and Actions:
    心のイメージから決められた行動の方針です。行動パターンから情況に応じて方針を決めます。方針にしたがい随時妥当なものを当てはめて行動します。

思考モデル:VSMAは、三つの適用形態があります。詳細は、別の機会に紹介します。

VSMAは、目標管理においても使われます。


ナレッジマネジメント

思考モデルは、一般知識であるスキーマタクソノミにより分類整理して持つと、自らの思考モデルを見えるようにでき効果的です。この知識を分類整理し呼び出せるようにするのが、ナレッジマネジメントです。自らの知識である思考モデルを呼び出せるようにしてくれます。

スキーマ」の詳細については、こちらを参照ください。

タクソノミ」の詳細については、こちらを参照ください。


思考モデル:VSMAの新たな構築:学習の方法論

思考モデルの新たな構築には、実験と訓練、学習の方法論が使われます。

教育・学習の方法論」の詳細については、こちらを参照ください。


思い込みの見直し:内省

自らが気づいていない思い込みや悪い習慣が無意識のうちに私たちの行動を縛っています。

例えば、「指示待ちでリスクを取らない」考えを持った社員が多い組織では、なぜそのような考え(思考モデル)を持つようになったか理由をも含め見直します。

行動の制約になっているようなこれまでの無意識の習慣を見直す必要がある場合には、思考モデルを見直す必要があるのです。

そのためには、その暗黙の習慣の思考モデル形成、学びの過程、自分の思考モデルを形成した過程を振り返り、見直すことが有効です。この振り返り(Reflection、内省)によって、気づきが起き、思考モデルを見直すことができます。

そして、自分の考え方の前提をお互い知りあうため、関係者と話し合い(Inquiry、探求)をすることで、無意識の習慣の見直しが促進されます。


思考モデルの効果

人間は思考モデルを意識して持つことによって、脳がその後の同様の情報を高速に処理することができます。

人間は思考モデルを形成すると、脳の負担と時間を節約するために、慎重に考慮した分析を省略して、瞬間に処理することができます。


思考モデルを適用する目的

ビジネスになぜ思考モデルを使うのか、その目的は下記の三点に要約できます。


方向性の明示
企業のビジョンと行動を紐づけることができ、行動を起こす際に方向性が明確になります。

アクションを取る行動の利用者であるお客様の効果と所属する提供者である企業の利益を明示することができ、方向性が明確になります。


行動の確信
行動が正しいかどうか確信を与えてくれます。


継続性
長い期間に変わらない普遍的な継続的な方向性を示してくれます。戦略や行動方針の継続性が保たれます。


日本企業へのOODA適用の成果

日本企業へのOODA導入適用の成果については、こちらを参照ください。


OODA関連論文の公開

日本が再興するためにお役に立ちたいと考え、本稿等の論文を公開します。

OODAに関する主な論文とその要約は、こちらを参照してください。


OODA研修セミナー

OODAを紹介する研修セミナーの詳細については、こちらを参照ください。


OODA本の出版:アンケート依頼

OODAの考え方を日本の企業や組織に浸透していくことを期待する声が高くなってきています。このような要望に応え、OODA本の構想を練ってまいりました。

現在、みなさま方と一緒に書籍を作って行くために、本の内容についてご要望ご意見などをお伺いしております。

アンケート」をこちらにてお願いします。ホワイトペーパーをお礼に贈呈します。


お問い合わせ

OODAの導入適用」の詳細、「研修セミナー」「講演」「経営コンサルティング」「助言」などのお問い合せは、以下へお願いいたします。

アイ&カンパニー・ジャパン マーケティング本部担当

著者:アイ&カンパニー 入江仁之
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