再認主導判断:RPDモデル

達人(Expert)は経験を元に過去の同様の情況を瞬時に判別し、可能な行動をとることが発見されました。

ゲイリークラインは、人間がいかにして選択肢を比較検討しないで迅速な判断ができるかを、RPD(Recognition Primed Decision、再認主導判断)モデルにより説明しました。(“Sources of Power” Gary Klein)

再認(recognition)とは、提示された情報が、ヒントや選択肢など連想によって、記憶として保持されているものかどうかを参照することです。対象の概念に再生があります。

再生(Recall)とは、保持されていた過去の事象情報を、ヒントなく自分で思い出し口頭や筆記、あるいは行為によって生成するを

RPDモデルはみる、わかる、きめるの進め方により3つの形態があります。

1.想定の行動パターンが合致したケース、2.若干の修正で適用できたケース、3.行動パターンを見つけ出すケースです。


形態1:行動パターンの単純な合致

情況を認識して行動パターンの照合をし情況が行動パターンと合致していると直観で判断すれば行動にうつします。

OODAの行動パターンと合致することがわかる(O:Orient)ときに、直観できめる(D:Decide)ことになります。


形態2:行動パターンの修正シミュレーション

想定していた行動パターンと完全に一致しない場合、過去経験した情況や想定していた情況で近いものを直観で判断し、実際の情況に対して判断した行動パターンを修正してストーリーを組み立て直して当てはまるか観察し直し判断します。

OODAのわかる(O:Orient)ところまで情勢と行動パターンのマッチができなかった場合に、わかる(O:Orient)までみる(O:Observe)ことを続け行動パターンの見直しを続けます。


形態3:行動パターン導出をシミュレーション

複雑に変化する情況で、行動パターンが直観で行動にうつせなかった場合、情況に応じて想定される行動パターンを導き出す問題解決のプロセスをシミュレーションし試行して適切な方法を選び実行します。

OODAのうごく(A:Act)ことができなかった場合に、フィードバックをして、みる(O:Observe)ことを続け、わかる(O:Orient)まで行動パターンの見直しを続けます。

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