熱力学第二法則


熱力学第二法則 Second Law of Thermodynamics によると、クローズドシステム(閉鎖系)のエントロピー Entropy(乱雑さ)は常に増大します。

熱力学第二法則は、なにも手を打たないとシステムは必ず崩壊するといいます。システム自身は、元のままに守ろうとする努力にもかかわらず継続して変わり続け、混沌としていきます。ドイツの物理学者 ルドルフ・ユリウス・エマヌエル・クラウジウス Rudolf Julius Emmanuel Clausiusが1854年の論文で確立させました。


熱力学第二法則の演繹適用:組織は崩壊する

物理学の経験法則の「熱力学第二法則」を演繹適用すると、なにも手を打たないと組織は必ず崩壊します。発足から月日が経つと必ずエントロピーである組織の殺し屋が生まれて来ます。

部屋そして会社も掃除して整理整頓しないと散らかっていきます。それと同様に、組織は何もしないと崩壊していきます。個々人そして会社、団体、政府など全ての組織は人為的に働きかけない限り、いつかは必ず無秩序に向かい崩壊します。

組織の崩壊を避けるためにも、組織の殺し屋の発生を排除し、外部環境との相互作用を図り、組織を蘇らせる必要があります。

戦闘においては敵の動きを見て敵の世界観をターゲットにして行動することが重要です。

ビジネスにおいては、お客様など相手の役に立つことを考える、 相手の立場に立って考え行動することが必要です。


OODA

以上のように熱力学第二法則に基づきOODAループ理論が開発されました。

米軍ジョン ボイドにより開発されましたOODAは、熱力学第二法則の他に以下の理論に基づいています。
軍事戦略論:
孫子の兵法
宮本武蔵の五輪書
クラウゼヴィッツの戦争論」など
経営理論:
「トヨタウェイ」:トヨタ生産方式、トヨタ開発方式など
数学理論:
ゲーデルの不完全性定理」など
物理学(熱力学、量子力学):
「熱力学第二法則」
ハイゼンベルグの不確定性原理」など

OODAループ」の詳細につきましては、こちらを参照してください。

 


著者:アイ&カンパニー 入江仁之
脚注:本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
脚注:OODAの研修・実装の詳細はこちらを参照してください。
出典:本論文は2005年以来のOODA実装結果に拠る提言です。参考文献こちらです。
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