ハイゼンベルクの不確定性原理


ハイゼンベルクの不確定性原理 Uncertainty Principleによると、同時に粒子の位置と運動量(質量×速度)を正確に知ることは原理的にできません。

不確定性原理は、1927年にハイゼンベルク Werner Karl Heisenberg が提唱しました。

古典力学は,今がわかれば確実に未来が予測できるという理論でした。

これに対して量子力学は、私たちの現実を正確に把握するための能力には限界があるとします。また、観察者の存在と影響によって位置と運動量の不確定性が増します。


不確定性原理の演繹適用

量子力学の不確定性原理を、モノゴトの位置付けと動きの把握に、演繹適用して議論したのがジョンボイドです。量子力学から認知科学への転移学習といえます。

つまり「あるモノゴトをより正確に把握したとしても、他の物事については正確に把握することができなくなることがあります。」

現実を正確に把握する私たちの能力には限界があることに気づくことが、その不確定性の影響を緩和する手です。


OODA

以上のようにハイゼンベルクの不確定性原理に基づきOODAループの理論が開発されました。

米軍ジョン ボイドにより開発されましたOODAは、ハイゼンベルクの不確定性原理の他に以下の理論に基づいています。
軍事戦略論:
孫子の兵法
宮本武蔵の五輪書
クラウゼヴィッツの戦争論」など
経営理論:
トヨタ開発方式」など
数学理論:
ゲーデルの不完全性定理」など
物理学(熱力学、量子力学):
熱力学第二法則
「ハイゼンベルグの不確定性原理」など

OODA」の詳細につきましては、こちらを参照してください。

 

著者:アイ&カンパニー 入江仁之
脚注:本論文はフィードバックに基づき随時、更新しております。
脚注:OODAの研修・実装の詳細はこちらを参照してください。
出典:本論文は2005年以来のOODA実装結果に拠る提言です。参考文献こちらです。
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